第72回研究会(2018.1.13開催)

日程

日程:2018年1月13日(土) 14:00~17:00(13:45~14:00ごろご来場ください。)
会場:東天神ビル2階
〒530-0044 大阪府大阪市北区東天満1-11-1東天神ビル
【アクセス1】JR東西線大阪天満宮駅2番出口より徒歩1分
【アクセス2】地下鉄谷町線・堺筋線南森町駅4B出口より徒歩4分

参加方法 

受付は終了しました

発表

タイトル:ベトナム人技能実習生を対象とした漢字学習の方法と意識に関する質問紙調査-事後調査報告-
発表者:加藤 登紀(かとう とき)(京都言語文化学院)
内容:昨年度,ベトナム人技能実習生を対象とした漢字学習の方法と意識に関する質問紙調査を実施し,その結果を第63回漢字学習研究会で発表した。そこでは来日以前にどのような漢字学習を行っていたかを知ることができた。その結果をもとに,本発表では,実際に日本で働き始めた対象者への漢字学習に関するインタビュー調査を行った結果を分析,考察する。

タイトル:作文読み合わせを用いた上級漢字コースでの実践活動-他者に伝える活動を通して-
発表者:半田 佳奈子(はんだ かなこ)(関西外国語大学・大阪大学)
内容:上級の漢字コースで実施した作文読み合わせ活動について述べる。ここでの作文読み合わせとは学習者が互いに作文の読み聞かせを行い,作文についてやり取りする活動のことを指す。昨今,外国語教育において学習者個人に関連する場面で彼らの伝えたいことを表現させる活動(「個人化」活動)が言語運用能力向上の重視とともに活発に行われている。そこで,本活動では,学習者に作文で既習漢字を積極的に用いることと作文の読み聞かせでクラスメートにわかりやすく伝えることを意識させ,学習者個人の文脈の中で漢字学習が促されることを期待した。アンケートでは本活動は肯定的に評価され,学習者は活動を通して学びの実感を得ていたことがわかった。

タイトル:思春期の継承日本語学習者の漢字力に関する自己評価力と学習環境との関連
発表者:愛甲 瑞枝(あいこう みずえ)(Royal Melbourne Institution of Technology (RMIT)大学)
内容:継承日本語を非漢字圏で学習している中学生を対象に自己漢字力の認識力とそれに影響していると思われる学習環境について相関性を調査したものである。第二言語としての同年代の日本語学習者の漢字力とは若干異なるが,日常的に漢字に接していないため,その習得量の個人差は大きく,漢字の自己評価の正確さも多様である。調査では,難易度が低い漢字については読み書きともに過剰評価が見られるものの,読みのほうが相関性が高く,漢字の難易度が高くなるにつれ,過小評価が全体的に見られた。また送り仮名,熟語と部首において自己認識と実際の漢字力で差が特に大きく,学習環境の中で自己評価力への影響力が高いものについても発見が見られた。

おしゃべり交流会(17:00まで)

プログラム終了後は,会場を17時00分まで,参加自由の交流の場として開放いたします。参加者同士の交流の場としてご活用ください。みなさまと交流できるのを楽しみにしております。

会誌購入のお願い

研究会受付にて,会誌9号の販売を行います。1冊1,000円です。見本を受付に置いておきますので,お手に取ってご覧ください。なお,会場に準備できる冊数に限りがありますが,売り切れた場合も,会場でお申し付けいただければ,送料無料にて郵送いたしますので,お声かけください。会誌購入の代金は,研究会の運営費として運用してまいります。

地震・停電への対応について

前日までに計画停電が発表されたり,大きな災害が起きたりした場合は,開催の可否について,当サイトにお知らせを掲示いたします。サイトにアクセスできない方は,メール(sanka@jsl-kanji.com)でお問い合わせください。
当日,停電・災害等が発生し,研究会を延期または中止とする場合は,当サイトにお知らせを掲示し,さらに参加申込者全員にメールにてお知らせいたします。
研究会の会場が停電となった場合は電話も使えなくなりますので,お手数をおかけいたしますが,メール(sanka@jsl-kanji.com)でのご連絡をお願いいたします。

その他

情報更新日:2018年01月09日