第81回 研究会(2019.6.22開催)

日程

日程:2019年6月22日(土) 14:00~17:00(13:45~14:00ごろご来場ください。)
会場:アジア文化会館(ABK)101教室
【アクセス】
最寄り駅:都営三田線千石駅(A1出口)徒歩3分ほか

参加方法 

参加費:500円
参加申込(必須):前日(6月21日(木))までに「研究会参加申込」ページよりお申込ください。(先着順に受付いたします。申込時に問題が生じた場合は,メール<sanka@jsl-kanji.com>でご連絡ください。)

発表

タイトル:ベトナム人日本語学習者の漢字学習に関する意識と方法-都内日本語学校に通う留学生への質問紙調査より-
発表者:石田ゆり子(獨協大学,日本大学,東方国際学院)
内容:都内日本語学校に通うベトナム人学習者を対象に,濱川(2017)の調査票を使用し調査を行った。漢字学習に対する「イメージ」得点結果を基に学習者を4群に分け,各イメージ群の漢字学習に対する「意識」「方法」の傾向を分析した。その結果,1)漢字の象形性や表意性に興味を持ち,チャンジ精神のある学習者は漢字学習に高いプラスイメージを持ちやすく,様々な学習方法を使用するが,そのような意識が低い学習者は積極的な学習傾向は見られないこと。2)漢字の有効性を強く意識しながらも,漢字の読み方に苦戦している学習者は,漢字に中立的なイメージを持ちやすく,漢字学習が使用場面を意識したものではなく,机上学習となっている可能性が示唆された。

タイトル:初級日本語学習者が街で捉えた漢字-Find-One-Kanji-Practiceの実践-
発表者:池田菜採子(名古屋大学国際言語センター)
内容:この発表は,筆者が名古屋大学で担当した初級レベルの漢字授業の実践報告である。この授業では,漢字の学習が教室内だけで終わることないよう,街で漢字に目を向けさせることを目的にFind-One-Kanji-Practiceを実践した。コース終了時のアンケート結果では,受講生の多くが「教室の外でよく漢字を探すようになった」と回答した。

タイトル:非漢字圏クラスにおける漢字授業の試み-「ストーリーで覚える漢字300」「ストーリーで覚える漢字301-500」(くろしお出版)をテキストとして-
発表者:加藤 薫・紅林吉雄・髙田恭子(渋谷ラル日本語学院)
内容:漢字の習得について,非漢字圏学習者は字形の認識が容易ではない。また,覚えることが多量にあるため,覚えても記憶を維持することが難しく,それは漢字習得に対するモチベーションの低下をもたらしている。本発表では,非漢字圏学習者が多数を占める日本語学校で,これらの問題に取り組むべく,試みた授業の報告である。テキストは「ストーリーで覚える漢字300」「ストーリーで覚える漢字 301-500」(くろしお出版)を使用し,新たに補助教材も開発した。

おしゃべり交流会(17:00まで)

終了後は,会場を17時00分まで,参加自由の交流の場として開放いたします。参加者同士の交流の場としてご活用ください。みなさまと交流できるのを楽しみにしております。

地震・停電への対応について

前日までに計画停電が発表されたり,大きな災害が起きたりした場合は,開催の可否について,当サイトにお知らせを掲示いたします。サイトにアクセスできない方は,メール(sanka@jsl-kanji.com)でお問い合わせください。
当日,停電・災害等が発生し,研究会を延期または中止とする場合は,当サイトにお知らせを掲示し,さらに参加申込者全員にメールにてお知らせいたします。
研究会の会場が停電となった場合は電話も使えなくなりますので,お手数をおかけいたしますが,メール(sanka@jsl-kanji.com)でのご連絡をお願いいたします。

会誌購入のお願い

研究会受付にて,会誌9号の販売を行います。1冊1000円です。見本を受付に置いておきますので,お手に取ってご覧ください。なお,会場に準備できる冊数に限りがありますが,売り切れた場合も,会場でお申し付けいただければ,送料無料にて郵送いたしますので,お声かけください。会誌購入の代金は,研究会の運営費として運用してまいります。

その他

情報更新日:2019年05月24日