第92回研究会 2022.6.18(土)@Zoom

日程

日程:2022年6月18日(土) 14:00~16:30(13:55~入室可能)
会場:Zoom(前日の夜までにURLをお送りします。)

参加方法 

参加費:500円
参加申込(必須):以下の①~③の手順で,申し込み及び入金をお願いいたします。

6月13日(月)昼12:00までに「研究会参加申込」ページよりお申込ください。
申込時に問題が生じた場合は,参加申込専用メールアドレス<sanka@jsl-kanji.com>までご連絡ください。

②JSLKの口座(ゆうちょ銀行)に参加費の入金をお願いいたします。
口座番号は「参加受付完了メール」でお知らせいたします。
入金期限は,6月16日(木)昼12:00までです。

③(①②が完了した方にのみ)6月17日(金)夜までにZOOMのURLをお送りします。

発表(3件)

タイトル:古典中国語が単漢字和語の意味推測における役割
発表者:白 夢璇(京都大学大学院生)
内容:本研究は,漢字圏の中国語母語話者(CLJ)が未知の単漢字和語の意味を推測する際,使っている推測手がかりにおける古典中国語の使用状況を考察する。CLJが使用する意味推測ストラテジーの状況は,和語の推測テストと推測手がかりに関するアンケートによって調査した。その結果,CLJは古典中国語を使っているが,現代中国語と文脈より頻度が少なく,本研究で分類した和語の種類ごとに使っている推測手がかりにも違いが出た。具体的な推測手がかりは,現代中国語と古典中国語の同根語知識,偏と旁のメタ言語学的知識,文脈からの情報および常識など様々であることが明らかとなった。また,それに基づいて単漢字和語の教育と学習について提案した。

タイトル:非漢字圏初級学習者の漢字学習-手書き-
発表者:宮原 温子(早稲田大学)
内容:日本語の授業のオンライン化が進み,また,実社会においても手書きは減少している。しかし,漢字学習の目的には従来通り漢字の「書き」の習得が含まれることが多く,また,非漢字圏学習者の漢字再生力習得の意欲にも変化がない。実社会での手書きの状況と学習者の漢字の手書きに対する意識を考察し,漢字学習において,書写の重視,理解語彙・使用語彙習得の促進,効率的なタイプの指導等を取り入れることを提案する。

タイトル:『外食業技能測定試験学習用テキスト』における漢字・語彙の日本語レベルの分析-「接客全般」分野を対象に-
発表者:飯嶋 美知子(北海道情報大学)
内容:特定技能制度の下で実施される技能測定試験への対応として,外食業分野では関連団体から「接客全般」「飲食物調理」「衛生管理」の3冊の学習用テキストが公開されている。受験者の日本語レベルは日本語能力試験N4程度と想定されるが,これらのテキストがそのレベルの日本語で作成されているのかを調査することにした。本研究では専門用語が最も少ない「接客全般」のテキストを調査対象とした。テキストマイニングの手法で出現頻度の高い単語を抽出し,出現頻度の上位30語と,テキストの索引にある単語の出現頻度の上位30語の漢字と語彙の日本語レベルを調査したところ,いずれにもN4を超えるレベルの単語が多数含まれていることが判明した。

座談会

タイトル:読み物は漢字表記/かな表記?
担当:濱川 祐紀代(早稲田大学)
内容:絵本の読み聞かせや多読に使う読み物は学習者のレベル(漢字の習得度)に合わせた表記にすべきでしょうか。それとも,原則として漢字かな交じり文とし,ふりがなの要・不要を検討するのがよいでしょうか。この場では結論が出せないかもしれませんが,読み物の表記について,漢字教育に関心のある皆さんと意見交換の場を持ちたいと思います。

交流

担当:濱川 祐紀代(早稲田大学)
内容:自由におしゃべりしたいという声を受け,ブレイクアウトルームに分かれた交流の場を設けます。気軽におしゃべりする機会になればと思います。(時間の都合上,割愛されることもございます。あらかじめご了承ください。)

地震・停電への対応について

何らかの問題が生じ,研究会を延期または中止とする場合は,研究会HPにお知らせを掲示し,さらに参加申込者全員にメールにてお知らせいたします。

会誌購入のお願い

その他

情報更新日:2022年06月08日