第93回 研究会 2022.12.17(土)@Zoom

日程

日程:2022年12月17日(土) 14:00~16:50(13:55~入室可能)
会場:Zoom(前日の夜までにURLをお送りします。)

参加方法 

参加費:500円
参加申込(必須):以下の①~③の手順で,申し込み及び入金をお願いいたします。

12月12日(月)昼12:00までに「研究会参加申込」ページよりお申込ください。
申込時に問題が生じた場合は,参加申込専用メールアドレス<sanka@jsl-kanji.com>までご連絡ください。

②JSLKの口座(ゆうちょ銀行)に参加費の入金をお願いいたします。
口座番号は「参加受付完了メール」でお知らせいたします。
入金期限は,12月15日(木)昼12:00までです。

③(①②が完了した方にのみ)12月16日(金)夜までにZOOMのURLをお送りします。

発表(4件)

タイトル:漢字教材の比較調査(5)(仮)
発表者:池田幸弘(慶應義塾大学日本語・日本文化教育センター専任講師(有期))
内容:500字所収の4種の漢字教材全てで取り上げられていた漢字について各漢字で提示されている語はどのぐらい4種の教材で共通して取り上げられているのか、その調査結果を漢字以外の教材との比較もしながら報告する。

タイトル:漢字字義の語彙におけるイメージスキーマ拡張の調査・分析および展開案作成の試み‐漢字「方」「通」「運」を中心に‐
発表者:神谷佳那(名古屋経済大学)
内容:漢字語彙学習は、漢字の読みの多さや多義性に加え、その数の膨大さから、特に中級レベル以降の非漢字圏日本語学習者にとってしばしば学習が停滞する原因の一つとなる。そこで、そのような学習者に向けた新たな学習方法として徳弘(2022)の研究が有効なのではないかと考える。この研究を基に、本研究では漢字「方」「通」「運」を取り上げ、各字の字源からその字義がどのように発展しているかを調査・分析する。また、字義拡張の中に見出せる概念メタファーについて触れ、そのイメージスキーマに着目して作成されたイラストを認知的手掛かりとすることで、理解の促進および記憶への定着につなげることを目的とした展開案作成を試みる。

タイトル:日本語教科書における日中同形異義語についての量的調査‐『新版中日交流標準日本語・中級』(上・下)を中心に‐
発表者:顧偉長(國學院大學大学院文学研究科)
内容:本研究は日本語教材『新版中日交流標準日本語』中級(上・下)をベースに、教材にける二文字漢字単語を全部抽出した。その上、日本語と中国語の間で意味のズレがある同形異義語を全て抽出し、それぞれの意味構成により4タイプ(O(1)型、O(2)型、O(3)型、D型)に分類している。『新版中日交流標準日本語』は2008年に出版され、読者は1000万人を突破したという、日本語教材の代表の一つである。以上の日本語教材における同形異義語の数量と語彙が明らかにされることで、中国語を母語とする日本語学習者の同形異義語における誤用を減らには、大きな役割を果たすことが期待できる。

タイトル:日本語学習者と中国語学習者の漢字学習における意識の対照‐タイ人大学生(非漢字圏学習者)を対象に‐
発表者:橋本功(タイ商工会議所大学)
内容:第二言語としての日本語教育と中国語教育の共通点である漢字教育に着目し、非漢字圏学習者であるタイ人大学生(日本語学科と中国語学科に在籍)を対象にして漢字の学習意識に関して類似点と相違点を探るべく調査を行った。その結果、漢字習得の有用性及び困難さの点では一致する一方で、タイ人中国語学習者と比較して、タイ人日本語学習者は漢字の「読み」を重視する傾向が高いことがわかった。また、タイ人中国語学習者のほうが漢字学習に対して肯定的・積極的な意識傾向があり、タイ人日本語学習者のほうが否定的・消極的な意識傾向があることが明らかになった。それらに基づいて、日本語の漢字教育に対して「書き」重視の技能バランスを提案する。

交流

内容:自由におしゃべりしたいという声を受け、ブレイクアウトルームに分かれた交流の場を設けます。気軽におしゃべりする機会になればと思います。(時間の都合上、割愛されることもございます。あらかじめご了承ください。)

地震・停電への対応について

何らかの問題が生じ,研究会を延期または中止とする場合は,研究会HPにお知らせを掲示し,さらに参加申込者全員にメールにてお知らせいたします。

会誌購入のお願い

その他

情報更新日:2022年11月25日