日程:2026年7月5日(日)13:00~18:00(12:55~入室可能)
会場:Zoom(前日夜までにURLをお送りします)(録画配信あり)
参加費:2,000円
参加申込(必須):
7月2日(木)昼12:00までに、Peatixから参加申込をしてください。
 ☞ https://jslk105.peatix.com
 ※支払い期限は、7月2日(木)昼12:00(日本時間)までです。
  支払方法によって、支払期限が異なる可能性があります。Peatixの案内に従ってください。
 ※申込時に問題が生じた場合は、濱川(代表)<hamakaway@fc.jwu.ac.jp>までご連絡ください。
② (申込&支払いが完了した方にのみ)7月3日(金)夜までにメールでZoomのURLをお送りします。

プログラム(7件)

1.発表

同表記異読の漢字語について(2)-日本語学習者用漢字教材と小学生向け漢字辞典の2字漢字語の読みを中心に-
池田幸弘(拓殖大学大学院言語教育研究科言語教育学専攻博士後期課程 大学院生)
内容:同じ表記で異なる読み方をもつ2字の漢字語にはどのようなものがどのぐらいあるのか、日本語学習者用漢字教材と小学生向け漢字辞典にとりあげられている同表記異読の漢字語を収集し、その2字漢字語について読み方の面から分類し、分析した結果を報告する。
モンゴル人日本語学習者のための初級漢字指導法の実践-モンゴル国立教育大学における授業実践を通して-
Dagdanbazar Burmaa(モンゴル国立教育大学社会人文学部東洋言語学科)
内容:本発表では、モンゴル人日本語学習者を対象に実践した初級漢字指導法について報告する。モンゴル語は漢字を使用しない言語であり、学習者は漢字の形・意味・読みを個別に暗記する傾向が強い。そのため、学習した漢字を実際の文脈の中で活用することに課題が見られる。そこで本実践では、漢字の成り立ち・構造・意味・使用場面を関連づけながら学習し、Can-do 活動や短文作成、読解活動を取り入れた授業を行った。モンゴル国立教育大学日本語専攻 1 年生を対象とした授業実践の事例を紹介し、学習者の学習過程や課題を分析するとともに、その効果と課題について考察する。
漢字と助詞で俳句の意味がどう変化するか
清水秀子(Vanderbilt University)
内容:本発表では、俳句における漢字と助詞が、単なる表記や文法機能を超えて、意味生成や視点構築にどのように関わるかを考察する。漢字は一字に情景、季節感、文化的記憶を圧縮し、視覚的印象や多義性を生み出す。一方、助詞は詠嘆、描写、空間性などを示し、読者の視点や感情の方向を決定する。漢字表記とひらがな表記、また助詞の違いによる解釈の変化を比較しながら、俳句を「読む文学」であると同時に「見る文学」として捉え直す。さらに、これらの分析を日本語教育に応用し、学習者の文化理解と読解力を深める可能性を示す。
社寺の漢字を読む漢字リテラシー-日本語母語話者と上級中国人日本語学習者の調査-
柳東汶(文化学園大学)
内容:日本へ訪れる外国人観光客が年々増加するにつれ、社寺への訪問客数も急激に増えている。しかし、社寺の扁額などに書かれている漢字の場合、漢字をある程度学習すれば読めるものもあれば、古文書の解読や書道を習わなければ読むことに苦労するようなものもある。つまり、せっかく社寺へ訪れても、その場所について十分に理解できないという残念な結果になるおそれがある。そこで、本研究は、外国人観光客が非常に多い京都の社寺の扁額などの漢字をどれほど読めるかについて、日本語母語話者と上級レベル以上の中国人学習者を対象として調査し、読める・読めない漢字の特徴を分析している。
カタカナ漢字字形学習法 K-code の理論と実践-指導と自律学習を支えるWebリソースの構築-
伊藤江美(拓殖大学別科日本語教育課程)
内容:本発表の目的は、カタカナ漢字字形学習法 K-code を紹介し、改良に向けた意見・助言を得ることである。まず、先行研究に基づき、漢字字形を線に分解し記号化する K-code の理論的枠組みを概観する。次に、K-code の 2 つの指導法を説明し、授業実践動画を用いて指導方法と学習活動の実際を示す。さらに、指導と自律学習を支える Web リソースとして公開している K-code の Webサイトの構成と教材・アプリを紹介し、その教育的意義と課題を検討する。
クラスメートをリソースとする漢字の授業実践
秋山麻衣耶(大阪大学日本文化教育センター)
内容:ICT 教育が普及した現在、漢字は様々なツールを用いて自宅で一人でも学習できる。このような時代に、学習者が教室に集まり、漢字を勉強することにはどのような意義があるのだろうか。第二言語習得研究では、学習者間のやり取りが意味交渉やアウトプットを促進し、言語習得に重要な役割を果たすとされる。また、認知心理学の観点からも、学習者自身の発話や他者とのやり取りは、教師の一方向的な説明より記憶に定着しやすいと考えられている。これらを踏まえ本研究では、クラスメートを学習のリソースとして捉え、学習者が能動的に自身の考えや経験を語ることに重きを置いた授業実践について報告する。

2.交流

担当者:濱川祐紀代(日本女子大学)
自由におしゃべりしたいという声を受け、ブレイクアウトルームに分かれた交流の場を設けます。発表者ごとに部屋を設け、質疑応答やコメントができるようにしたいと思っています。気軽におしゃべりし、交流する機会になればと思います。(時間の都合上、割愛されることもございます。あらかじめご了承ください。)

録画配信について

当日は録画を行います。研究会終了後に参加申込者限定・期間限定で視聴リンクを共有いたします。(交流部分については録画いたしません。)当日の参加の有無にかかわらず、後日申込者全員にリンクをお送りします。動画の視聴期間は、リンク送付から 2 週間程度です。なお、動画はプログラムの「発表」の部分であること、視聴は「申込者限定」であること、「期間限定」の公開であることをご理解のうえ、通常の申込フォームよりお申し込みください。(注:録画に不具合が生じ、動画を共有できない場合でも返金はいたしかねます。あらかじめご了承ください。)

会誌購入のお願い

● 会誌1号から17号まで、オンラインで閲覧できるようになりました。
 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jslk/list/-char/ja
● 事務局が保管している在庫をセール価格にて販売しています。
 こちらのフォーム<https://x.gd/b1CqW>からご購入ください。
●  次号(18号)の投稿締切は2026年7月末の予定です。投稿もぜひご検討ください。
● 会誌購入の代金、及び投稿料は、研究会の運営費として運用してまいります。

緊急事態が生じた場合について

何らかの問題が生じ、研究会を延期または中止とする場合は、研究会HPにお知らせを掲示し、さらに参加申込者全員にメールにてお知らせいたします。

その他

● 第106回(ハイブリッド開催)の発表者を募集しております。
 手続きについては<発表者募集ページ>をご確認ください。
● 第105回研究会に関するお問い合わせは<hamakaway@fc.jwu.ac.jp>までお願いいたします。