研究会紹介
JSL漢字学習研究会は、日本語を母語とせず、日本語を第二言語として(JSL=Japanese as a second language)学ぶ人たちが、漢字をどう勉強したらいいか、そして、そのような人たちに対してどのように漢字を教育したらいいかを考える研究会です。
年に約4回、研究会を行い、会員で意見や情報の交換をしています。会員のなかには、漢字を専門とする研究者やボランティア日本語教師、民間日本語学校・大学の日本語教師、大学院生、養成講座受講生等、さまざまな背景の方がいます。そのなかには、かつて学習者として漢字を勉強した非母語話者も含まれます。研究会では、このような多彩な会員が、漢字学習および漢字教育(指導)に関する実践報告や研究発表を行い、意見交換をしています。
研究会は主に東京近郊を中心に行ってきましたが、新型コロナ感染症拡大の影響を受け、昨今はオンラインで実施するようになりました。現在、世界中からご発表・ご参加いただいています。また、会員用のメーリングリストを活用し、研究会以外でも情報や意見交換を行っています。
2004年11月の発足以来、会員数は伸び続け、2024年3月31日現在で会員は448名を超えました。また、2008年9月19日には、日本語教育学会のテーマ研究会(現在の日本語教育研究・実践ネットワーク(Net-J))に登録されています。「漢字」をトピックに、今後もさまざまな活動を行っていきます。ぜひ会員登録をお願いいたします。