第102回 研究会
日程:2025年7月19日(土)13:30~16:45(13:25~入室可能)
会場:Zoom(前日夜までにURLをお送りします)
参加費:1,000円
参加申込(必須):
① 7月17日(木)昼12:00までに、下記URL(Peatix)からお申し込みください。
☞ https://jslk102.peatix.com
※支払い期限は7月17日(木)昼12:00(日本時間)までです。
支払方法によって、支払期限が異なる可能性があります。Peatixの案内に従ってください。
※申込時に問題が生じた場合は、参加申込専用メールアドレス<sanka@jsl-kanji.com>まで、ご連絡ください。
② (申込&支払いが完了した方にのみ)7月18日(金)夜までにメールでZoomのURLをお送りします。
プログラム(4件)
1.発表
- 漢字選択の多様性と自己表現ー贈る『一文字』に込めた意味ー(仮)
- 山﨑 寛子(四国大学)
- 内容:「今、あなたに贈りたい漢字」に込めた思いや価値観に注目し、それらを可視化することで、漢字を通じた自己表現の実態を探ります。また、漢字学習の活動としての有効性や今後の展望についても考察します。
- 漢字の教材分析-課題遂行型の漢字教材を考えるために-
- 濱川 祐紀代(日本女子大学)・二瓶 知子(国際交流基金)
- 内容:これまでの日本語教育における漢字教材の多くは、教えたい漢字を出発点とした「漢字出発型」で構成されてきた。表面的には場面シラバスを取り入れているように見える教材も、実際には「漢字ありき」の構成であることが少なくない。文法指導が積み上げ式から場面や課題遂行型へと移行しつつあるのに対し、漢字指導は未だに従来の積み上げ式の枠組みにとどまっている。その要因の一つとして、教師側の教授法の知識不足も考えられるが、そもそも「学習者が実際に漢字を使う場面」や「その場面での具体的な使用例」が十分に把握されていないことも問題である。本発表では、まず、既存の漢字教材を分析し、その課題を明らかにしたい。続いて「課題遂行型漢字教材」の可能性を論じる。
2.ワークショップ
- 課題遂行型の漢字の副教材を作ってみよう
- 濱川 祐紀代(日本女子大学)・二瓶 知子(国際交流基金)
- 課題遂行型の漢字の副教材を一緒に作ってみませんか?
- 「漢字の教材分析-課題遂行型の漢字教材を考えるために-」という発表では、従来の漢字教材の構成を分析し、その課題を明らかにした上で、「学習者が実際に漢字を使う場面」に基づいた教材づくりの可能性を提案しました。この発表を受けて、本ワークショップでは、参加者の皆さまと一緒に、「課題遂行型」の漢字副教材を考えてみたいと思います。「こういう場面って漢字が必要だよね」「こうすれば学習者が実際に使えるようになるかも」といった現場の知見をもとに、実際の授業で使える副教材を一緒に形にしてみませんか? ご参加をお待ちしています!
3.交流
自由におしゃべりしたいという声を受け、ブレイクアウトルームに分かれた交流の場を設けます。気軽におしゃべりする機会になればと思います。(時間の都合上、割愛されることもございます。あらかじめご了承ください。)
緊急事態が生じた場合について
何らかの問題が生じ,研究会を延期または中止とする場合は,研究会サイトにお知らせを掲示し,さらに参加申込者全員にメールにてお知らせいたします。
会誌購入のお願い
- 会誌は研究会HP<→https://jsl-kanji.com/kaishi/>にてお買い求めいただけます。
- 会誌購入の代金、及び投稿料は、研究会の運営費として運用してまいります。
- 現在、会誌17号発行に向けて手続きを進めています。次号(18号)の投稿締切は2026年2月末の予定です。投稿もぜひご検討ください。
その他
- 今年度の日程は、7月19日、11月1日、2月7日(いずれも土曜日)です。発表者を募集しております。応募手続きについては<→https://jsl-kanji.com/happyo/>をご確認ください。
- 第102回研究会に関するお問い合わせは<sanka@jsl-kanji.com>までお願いいたします。