第104回 研究会
日程:2026年2月7日(土)13:00~17:00(12:55~入室可能)
会場:Zoom(前日夜までにURLをお送りします)(録画配信あり)
参加費:1,000円
参加申込(必須):
① 2月5日(木)昼12:00までに、Peatixから参加申込をしてください。
☞ https://jslk104.peatix.com
※支払い期限は、2月5日(木)昼12:00(日本時間)までです。
支払方法によって、支払期限が異なる可能性があります。Peatixの案内に従ってください。
※申込時に問題が生じた場合は、濱川(代表)<hamakaway@fc.jwu.ac.jp>までご連絡ください。
② (申込&支払いが完了した方にのみ)2月6日(金)夜までにメールでZoomのURLをお送りします。
プログラム(6件)
1.発表
- 同表記異読の漢字語についてー日本語学習者用漢字教材を中心にー(仮)
- 池田幸弘(拓殖大学大学院言語教育研究科言語教育学専攻博士後期課程 大学院生)
- 内容:同じ表記で異なる読み方がある漢字の語について日本語学習者のための漢字教材の語を調査した結果の一部を報告する。
- 六書に基づく漢字学習支援アプリ「Radical」(開発・活用)
- Ramos Fuentes, Carlos(バルセロナ自治大学・ベルゲン大学)
- 内容:日本語学習者は漢字習得で時々混乱し、その一因として六書に基づく漢字構造の説明が不十分な事が挙げられる。大学や日本語学校では、象形文字の一部を除き、字源を用いず機械的暗記に依存した指導が中心となっている。特に問題なのは、漢字の七割を占める形声文字について、音読みをヒントにできる音符の存在が十分に活用されていない点である。一般的な辞書やアプリも音符情報を殆ど扱っておらず、学習者は音と意味の対応を体系的に捉えにくい状況になっている。そこで本発表では、六書をヒントに漢字を分類し、特に形声文字の音符を明示的に提示することを目的として開発したアプリRadicalの設計と授業での活用事例について報告する。
- 非漢字圏日本語学習者における漢字単語の記憶処理の様相-漢字の複雑性と眼球運動データに基づく検討-
- 柳本大地(学習院大学)、西條結人(広島大学)
- 内容:本発表は、非漢字圏の日本語学習者が漢字単語を記憶する際に、どのような処理様相が見られるのかを検討することを目的とする。調査は、キルギスの大学で日本語を第一外国語として学ぶ学習者を対象とし、単語を構成する漢字の複雑性を操作して実施した。実験課題として、記憶課題、直後の再生課題および再認課題、さらに5日後の遅延再認課題を設定し、記憶時および再認時の眼球運動を計測した。発表では、視線の停留時間や視線の往来に着目し、漢字単語の記憶過程について考察する。
- 日本語指導が必要な高校生への漢字指導が学習・授業参加意欲に与える効果
- 尾花日向子・奥村安寿子(広島大学大学院人間社会科学研究科日本語教育学プログラム)
- 内容:日本語指導が必要な生徒は、漢字学習の困難によって学習や授業参加への意欲を失いやすいことが指摘されている。本研究では、高等学校における日本語指導の一環として、生徒の実態に合わせた漢字学習を行うことが、在籍学級での授業参加や学習意欲に与える効果を検討した。方法として、漢字学習前後での在籍学級における授業中の生徒の様子を観察し、学習意欲に関わる行動の出現回数を測定・比較した。その結果、漢字学習の前後で学習意欲に関わる行動が増減したが、学習意欲の向上に伴う増加が想定された行動(例.自発的に漢字に対して質問する)が、逆に減少した例もあった。漢字学習と学習意欲、および授業中の行動の関連は一通りでないと考えられ、更なる考察を進める。
- 初級の日本語学習者の学習リソースの提案:和語動詞に着目して、ストーリーを語る
- 本間淳子(東洋大学国際教育センター)
- 内容:初級の日本語学習者の学習時間とコストを効率化し、自律的に学び続けていくための学習リソースを作成したいと考えた。背景には、非漢字圏学習者Aさんの「文法とか会話とか細かく分けて・・・1つのクラスと他のクラスのことを一緒に使えない」という声がある。伝統的な日本語教育では、文法教育と語彙教育に有機的な連携がないことが指摘されている(小林ミナ2009)。一方、教育哲学者Eganは、「意味を中心にすえた有機的なアプローチ」としてストーリーテリングを提唱している。全体像を常用漢字で、見取り図を和語動詞リストとして提供し、学習者が自らについてストーリーを語り始めるような学習リソースを提供したいと考える。
2.交流
担当者:濱川祐紀代(日本女子大学)
自由におしゃべりしたいという声を受け、ブレイクアウトルームに分かれた交流の場を設けます。発表者ごとに部屋を設け、質疑応答やコメントができるようにしたいと思っています。気軽におしゃべりし、交流する機会になればと思います。(時間の都合上、割愛されることもございます。あらかじめご了承ください。)
録画配信について
当日は録画を行います。研究会終了後に参加申込者限定・期間限定で視聴リンクを共有いたします。(交流部分については録画いたしません。)当日の参加の有無にかかわらず、後日申込者全員にリンクをお送りします。動画の視聴期間は、リンク送付から2週間程度です。なお、動画はプログラムの「発表」の部分であること、視聴は「申込者限定」であること、「期間限定」の公開であることをご理解のうえ、通常の申込フォームよりお申し込みください。(注:録画に不具合が生じ、動画を共有できない場合でも返金はいたしかねます。あらかじめご了承ください。)
会誌購入のお願い
● 会誌1号から17号まで、オンラインで閲覧できるようになりました。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jslk/list/-char/ja
● 事務局が保管している在庫をセール価格にて販売しています。
フォーム<https://x.gd/b1CqW>からご購入ください。
● 次号(18号)の投稿締切は2026年7月末の予定です。投稿もぜひご検討ください。
● 会誌購入の代金、及び投稿料は、研究会の運営費として運用してまいります。
緊急事態が生じた場合について
何らかの問題が生じ、研究会を延期または中止とする場合は、研究会HPにお知らせを掲示し、さらに参加申込者全員にメールにてお知らせいたします。
その他
● 来年度の発表者を募集しております。
手続きについては<発表者募集ページ>をご確認ください。
● 第104回研究会に関するお問い合わせは<hamakaway@fc.jwu.ac.jp>までお願いいたします。
